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05|11月24日(日)文部科学省グローバル人材育成推進事業採択校(東日本第2ブロック)イベント 会場:お茶の水女子大学「グローバル人材育成フォーラム」

 暮れも押し迫った12月20日、明治大学駿河台キャンパスで、グローバル人材の育成を牽引する全国の国公私立大学57校が集結し、「未来を切り拓くグローバル人材を目指して~進学・留学を考える~」をテーマに、高校生・保護者・高校教育関係者向けのイベント「Go Global Japan Expo 2015」が開催されました。

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アカデミーホールでは、開会あいさつに続き、ステージイベントとして高校生からの提案「未来を切り拓こう!~世界を舞台に~」や芥川賞受賞作家の羽田圭介氏らを交えたトークセッションが行われました。クロージングには明治大学応援団が出演し、迫力あるパフォーマンスで会場を大いに盛り上げました。

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また、各講義室等では様々な高校生参加コーナーが用意され、リバティーホール1階では日本の大学で学んだ経験のある外国人、そして現役の留学生8人が、現代の日本について語るトークイベントが開催されました。本学映像学科3年のヴィタリー・スカラバンさん(ベラルーシ共和国出身・国費留学生)も登壇し、イベントを盛り上げました。

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トークイベントでは、なぜ日本に学びにきたのか、将来の夢、日本に来る前と後での日本の印象などを語って頂きましたが、イベント終了後、さらに詳しくご自身のことについてお聞きしました。

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Q ベラルーシはどのような国ですか?

ベラルーシはロシアとヨーロッパの間に位置する小さな国です。その結果としてベラルーシはヨーロッパの多くの戦争で多大な被害を受けました。そのため、今のベラルーシ人は平和を最も大事なものの一つとして考えています。きのこ以外に毒を持つ生物もなく、自然災害もなく、犯罪率も比較的低く、ベラルーシは旧ソ連の国の中でいろんな意味で一番安全です。全体的に生活がゆっくりと流れる落ち着いた雰囲気の国です。

Q なぜ日本に留学しようと思ったのですか?

経済的にますます発展する中国と関わる仕事がしたいと思い、高校卒業後にベラルーシ国立大学東洋学科に入学しました。しかし、いざコースを選ぶことになったとき、自分でも驚いたことに中国語ではなく、日本語のコースを選択しました。そして3年間、日本を中心に東洋の文化や歴史を勉強し続け、ある日、日本語の先生に日本の文部科学省の奨学金制度について教えてもらいました。以前から勉強したいと考えていた写真を専門にして、日本大使館で試験を受けて日本の国費留学生となりました。

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VitaliSkalaban, Belarus

Q どうして美大・ムサビを、そして映像学科を選んだのですか?

私の元々の奨学金は専門学校での勉強を目的としたものでした。しかし日本の大学も経験したくて奨学金期間を延長しました。そして先生と相談し、武蔵野美術大学を選んで3年次に編入しました。大学にいる2年間でしっかりしたポートフォリオを作る目的もありますが、私にとっては、美大の雰囲気を経験するのが大きな理由かもしれません。結局のところ好奇心で大学に入ったとも言えます。
写真をもっと勉強するつもりで編入したので、映像学科の写真コースに決めていました。3年の写真コースは基本的には自由なので、私は今、色々なことを試すことによって自分のスタイルを作るように努力しています。

Q 日本の印象は来る前と後ではどう違いますか?

日本は非常に安全で住みやすい国だと思います。でも私にとって一番印象が強いのは自然です。海も山もないベラルーシから来た私は現在、一時間ぐらい電車に乗るだけでどちらも見られることを嬉しく感じています。

Q 将来の夢は?

国際的な映像関係の仕事がしたいです。世界中の様々なところに行って、様々なことを経験したいです。一回旅に行くと、同じ場所にいられなくなる性格なので。

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